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18件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1948-12-09 第4回国会 参議院 予算委員会 第4号

それから第二点の税金については、丁度これは先ず取敢ず安定價値計算を取つたらどうかという御意見非常に示唆に富む御意見だと思いますが、ただドイツが取りましたときの例を見ますと、期間が非常に短かかつたから、十分な効果があつたか、どうか檢討し難いのでありますが、日本の場合であの安定價値計算というものを取つた場合に、若し追加予算とかなんとかいう問題がなければ私は賛成なんです。

中山伊知郎

1948-12-09 第4回国会 参議院 予算委員会 第4号

そこで又政府においても税收入において時間的なずれがあつて、予定した價値だけの税が取れないのですね、そこで賃金或いは米價決定等に部分的に安定價値計算というものが取られているのですが、これは私は税について全般的な安定價値計算はいろいろ問題があると思うのですが、少くとも税については安定價値計算みたいなものをここでやりませんと、非常に混乱が起きてきておりますので、税だけについてそういうものを設ける、そういうことはどういうものでしようか

木村禧八郎

1948-06-11 第2回国会 参議院 本会議 第48号

そうしてお話になりましたところの償却率の大幅の引上げというような問題も無論ございますし、その他企業資本を実質的に維持するという問題は、当然起る問題でございまして、それがため安定價値計算を採用するかどうかというようなことも、一つの問題ではございますが、企業そのものを整備する。今のような状態で放置しては相成らん。

北村徳太郎

1948-06-11 第2回国会 参議院 本会議 第48号

金貨マルクとか、金貨フラン安定價値計算方法が採用されまして、企業資産評價原價償却資本修正等に関しまして、いろいろの特別の措置が実行をされ、これに伴つて税法上の特別措置もいろいろと実施されたわけであります。これらの措置は、いずれも帰着いたしますところは、企業自己資本を実質的に維持するため措置であります。

高瀬荘太郎

1948-06-07 第2回国会 衆議院 本会議 第57号

安定價値計算等については、小坂君は特に長い間御研究に相なつておるのでありまして、私ども、その点はしばしば傾聽いたしておるのでありますけれども、この点については、影響するところ、関係するところが非常に多いのでございますから、十分に研究をいたしたい。末だ勉強不足で、ただいま、ここではつきりしたことを申し上げることはできないのでありますけれども、十分に研究をいたしたいと考えておる次第でございます。  

北村徳太郎

1948-03-31 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第15号

また貨幣價値から申しますと、安定價値計算でもやらない限りは、御承知の通り回收したときには、インフレによつて貨幣價値が下つておるじやないかということになるのでありますけれども、これは一般の金融論として考えられる。さればといつて安定價値計算というものが採用されるかどうかということは別な問題になる、こう考えます。

北村徳太郎

1948-03-25 第2回国会 参議院 本会議 第23号

この貨幣價値を安定させるということが第一の急務であると思いますが、それにつけても、今こそ安定價値計算制スライド制の急速な実施を考えて見る時じやないかと私は考える。併し昨二十二日の衆議院の本会議に淺沼稻次郎氏がこの問題について御質問になりましたが、経済安定本部長官は、今の日本状態ではこの制度は実現困難な点がある。或いは不適当と思うので採用する考えはないと答弁しておられるのであります。

奥むめお

1948-03-25 第2回国会 参議院 本会議 第23号

安定價値計算制をどうして採用しないかというお話でございましたが、御存じの通り物償のの変動が今日のように急激し浮動しておる際、安定價値計算方法を採用することについても政府は蹣著をいたしておる次第であります。そういう際に、奧議員のお説のごとく、今日のインフレーシヨン財政インフレで、国家の支拂が急激に増加した。

芦田均

1948-03-22 第2回国会 衆議院 本会議 第28号

一案を提示しまするならば、生産公債並びに長期預金に対しましては、安定價値計算を採用して、もつて民間の購買力國家に吸収し、これを建設方面に活用することが必要ではなかろうかと思うのであります。從つて國益民益を双方満足せしめて、奔騰いたしてまいりますところのインフレーシヨン一つのブレーキをかけることが必要ではなかろうかと思うのであります。

淺沼稻次郎

1948-03-22 第2回国会 衆議院 本会議 第28号

それから安定價値計算のことにつきましてお尋ねがあつたと思うのであります。これは前欧州大戰後、ドイツにおいて一時採用せられたものでありますが、日本の現状についていろいろ考えてみますと、技術的その他の点においてなお困難と思われる点が多々ありますので、もちろん檢討はいたしたいと存じますけれども、目下これを採用することは考えておらぬ次第であります。(拍手)     〔國務大臣松定吉君登壇〕

栗栖赳夫

1948-01-29 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第3号

私どもの考え方からいたしますと、インフレーシヨンの足並が非常に大幅になりましたときには、安定價値計算をなす場合の尺度というものは、比較的容易に得られるのであります。さらにまた観点をかえまして、ゴールルド・クローズがありますときには、これははつきりと貨幣が変動する尺度もとり得るのであります。われわれの今当面しておる状況におきましては、その二つともその條件が欠けておるように思われるのであります。

小坂善太郎

1948-01-29 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第3号

変動する償格を一点にとらえるというそのとらえ方が、ただ財産保全という点だけから見ますと、意味があるのでありますけれども、そのとらえる時期と方法が非常にむずかしい、ある特定の個人だけの場合を考えてみますと、安定價値計算は、そういう変動する経済過程の中における貯蓄意欲を振い起させるのに役に立つことがありますが、國家全体の面から見ますと、一つ通貨價値というものに対しての下落を國家が是認するというようなかつこうをもつ

小坂善太郎

1948-01-26 第2回国会 参議院 本会議 第7号

ただその時、この通貨安定につきまして、安定價値計算お話があり、政府はどうしているかというお話があつたのであります。これについてお答えをいたしたいと思います。この通貨安定については、諸般の政策を綜合的に展開する必要があるのであります。この安定價値計算につきましては、一つの議論といたしまして政府として調査研究をいたしておる。こういうことを申上げたいと思うのであります。

栗栖赳夫

1948-01-24 第2回国会 参議院 本会議 第6号

それから安定價値計算の採用についてのお話があつたのであります。これは各方面からもいろいろお話もあるのであります。十分研究はいたしておるのでありますけれども、諸般の事情と睨み合せていろいろ考えなければならん点が多々あるのでありまして、政府といたしましては、今これを採用するというようなことの決定はいたしておらん次第であります。  

栗栖赳夫

1948-01-24 第2回国会 参議院 本会議 第6号

拍手)これがためには、新たな年度におけるインフレーシヨン進行速度というものを予めできるだけ正確に測定いたしまして、これに対応するだけの歳入余剰インフレ予備金として初めから留保するか、又は予算編成にいわゆる安定價値基準計算制度を採用いたしまして、收支の金額を先ず一定の基準價値を以て編成をして、インフレーシヨンによる通貨價値低落の影響を修正をして行くという根本的な手段を講ずるより外はないと思うのであります

高瀬荘太郎

1947-08-07 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第9号

先程政府側の御答辯でいろいろな點に觸れておりましたが、例えば物價指數が整つていないから、安定價値計算というものを行うのに都合が惡いというようなことが一つの理由になつておりますけれども、併しそれはそう問題じやないと思うのは、これは例えば米價だけ取つて差支ないと私は思う。あらゆる物の物價水準を作る必要はないので、米價だけでもよろしい。或いは綿製品だけでもよろしい。何でもよいと私は思うのです。

波多野鼎

1947-08-07 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第9号

森下政一君 よく御苦心は分りますが、安定價値計算という要素を取入れるということになつて來ると、通貨價値か現實にだんだん下りつつあるという前提の下に、立つことになるので、そういう誤解をなくしたい。政府側の話としてはそう言はんならんのか知らんが、現實にそれは誤解でなく正解だと思う。現實に低下しつつある。

森下政一

1947-08-05 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号

尚こういうことで、一體、そういつた不健全な國民心理により貯蓄に對抗し得るかどうかということについては、多少疑問があるのでありますが、波多野さんがよくおつしやるような安定價値計算というような考え方を、この貯蓄の面に多少加えまする意味におきまして、物奨附きの新種の貯蓄制度を勘案いたしておるのであります。これは貯蓄をいたしますことに對して一つ物奨を附ける。

小坂善太郎

1947-07-30 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第6号

なお新しい貯蓄債券あるいは定期預金等考えたいと思つております、またもう一つ、いわゆる安定價値預金というようなことをやつたらどうかということを、各方面から言われるのであります。これに對しましてはただいまの段階におきましては、まだ考慮し得ないのではないかという考えをもつているのでありますが、それの思想を入れましたものが、福徳定期預金という、物資をつける預金であります。

福田赳夫

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